2024/11/20 23:45



2足歩行をする人間は、足裏のわずかな面積で全体重を支えています。

足指が縮こまっていると、アーチが崩れて安定感がなくなります。土踏まずには、衝撃を吸収し体のバランスをとる役割がありますが、縦と横のアーチが正しく形成されないと「疲れやすい」「足が痛みやすい」といった症状が起こり、足指の筋力が衰えて転びやすくなります。

また、成人の3割ほどに症状が見られるという「外反母趾」「開張足」「扁平足」「浮き指」などの足のトラブルは、幅の狭い靴を履く生活によって、しっかり足指が動かなかったり、動かせる範囲が少なかったりして筋肉がだんだん硬く衰えることが原因で起こるといわれています。


足を固定する洋靴に対し、草履(ぞうり)は、つま先からかかとまで足を締めつけないオープンな形をしています。

鼻緒を親指と人差し指で掴んで歩くので、自然に足の甲や足裏などの筋肉が鍛えられ、土踏まずの形成を促します。正しい姿勢で歩けるようになると、足の指にも正しく体重がかかり、全身の骨格が整うので、腰痛・肩こり・頭痛・むくみなどの緩和に効果があります。

また、足をしっかりと動かすことでふくらはぎにも適度に筋肉が付き、 血管のポンプ機能が良くなります。血流が良くなれば、身体の下部に溜まった老廃物や水分が排出されて、新陳代謝もアップします。筋肉量の少ない女性に多い足の冷えやむくみの改善になるのです。

このように、布ぞうりはただ快適なだけでなく、履くだけで健康効果がたくさん期待できる優れた室内履きなのです。